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最前線ブックレット№2-築地を守り豊洲をとめる 小泉義秀

最前線ブックレット№2-築地を守り豊洲をとめる(小泉義秀著)を刊行しました。全国の書店で発売中(500円+税)

―10・11移転は破綻に直面―

■毒物汚染・欠陥構造・ウソと耐震偽装・利権と民営化

本ブックレットは、緊迫した築地の豊洲移転阻止の闘いの現状を伝える。
10月11日に豊洲への移転を小池知事は一方的に決めたが問題山積。移転などできる状態ではない。ベンゼンなどの毒物は噴き出し、耐震偽装が暴かれ、建設された仲卸棟は欠陥構造で使いものにならない。
仲卸業者を中心に豊洲移転絶対反対の声がわきあがるのは当然だ。仲卸業者の人たちは築地で代々家業を受け継いで働き、築地を世界の築地にしてきた人たちだ。その人たちが小池都知事に「ノー」を突きつけた。
6月29日、仲卸業者の5人が小池都知事を被告として耐震偽装で豊洲市場棟の使用禁止求め提訴した。さらに6月21日には仲卸有志と築地女将さん会が発起人となる「築地市場営業権組合」が発足している。
筆者の小泉義秀さんは、合同・一般労働組合全国協議会事務局長として築地の闘いに取り組んできた。

(目次)

プロローグ第1章 「命の源」築地
1 築地83年の歴史
2 豊洲移転も森友・加計と同じ国家犯罪だ
第2章 4・14豊洲移転阻止集会で仲盛昭二さんが講演
第3章 10・11豊洲移転を止める訴訟へ
1 耐震偽装、鉄量が44%不足している!
2 仲盛さんは日建設計と東京都に質問状を書いた
第4章 いかなる意味でも豊洲移転はありえない
1 安全宣言出せない小池都知事、「築地女将さん会」が緊急声明
2 水銀濃度が上昇、地下水の水位が下がらないことを自認
3 地下に埋もれた毒物を除去することはできない
第5章 卸売市場法改悪と豊洲移転の狙い
1 今国会で強行採決された卸売市場法改悪案
2 豊洲は物流センター! 卸売市場ではない
3 日本農業の根幹を破壊する種子法の廃止
第6章 小池の東京都丸ごと民営化攻撃を許すな!
1 国家戦略特区は加計学園事件の道だ
2 米軍横田基地は必要不可欠、オスプレイ賛成、住民の安全考慮せず
3 安倍の「働き方」改革の先兵=小池都知事
4 小池都知事の学歴詐称疑惑に新たな証人
第7章 利権と放射能まみれの東京オリンピックは返上を
第8章 築地と地域の団結で豊洲をとめる
●資料  技術回答書
東京都豊洲市場水産仲卸売場棟の設計が建築基準関係法令・規定に違反

最前線ブックレット№1-築地市場つぶしの豊洲移転を許さない 小泉義秀

最前線ブックレット№1ー築地市場つぶしの豊洲移転を許さない(小泉義秀著)を刊行しました。全国の書店で発売中(500円+税)

「最前線ブックレット」刊行にあたって

情勢が大激動しています。朝鮮侵略戦争が切迫し、安倍首相の憲法改悪の攻撃もあります。そのほか社会のすべての矛盾が表面化し噴き出してきています。
新自由主義が破産しています。「命より金」をモットーにして80年代から民営化・規制緩和を旗印に延命してきた資本主義は、地球上のあらゆるものを大資本の利益のために食いつぶし、公共を民営化して私物化し、社会的に必要なあらゆる規制を撤廃し、資本の横暴をほしいままにして、労働者階級人民を貧困、過労死、借金漬け、家庭崩壊など生きられない状態に追い込んできました。そして改憲・戦争です。
こうした中で、労働者階級はいかに生きるのか。いたるところで、職場で、大学で、地域で怒りがわき起こり、解決を求める闘いが起きています。そこには新しい社会を生み出そうとする力があります。労働者には社会を根本から変革する力があります。
こうした観点から、直面する社会の諸課題についてブックレットという形でともに考え討論する素材を提供したいと考えました。
身近に置いて活用していただきたいと思います。
(2017年10月、最前線ブックレット刊行委員会)

豊洲移転は撤回しかない

築地では衆院選における斎藤いくま全学連委員長が話題になっている。「この国に革命を」を柱に「築地移転反対! 食の安全を守る」のスローガンを掲げて闘ったことを知っているからだ。そして本誌・最前線ブックレット「築地市場つぶしの豊洲移転を許さない」も築地に持ち込まれて注目されている。築地移転反対が築地の人たちの要求だ。
小池は10月16日、築地市場の豊洲への移転時期を「来年9~10月」とする案を一方的に示して本性をあらわした。「豊洲を無害化できず御免なさい」などとうてい許されない。毒物で埋め尽くされた豊洲への移転は撤回以外にない。闘いはこれからだ。築地の仲卸業者の人たち、労働組合の人たちと移転阻止へ闘おう。
その思いをこめて東京労働組合交流センターの小泉義秀事務局長が本書を執筆した。築地の闘争について知りたいことがすべて分かりやすく、内容深く書かれている。

(目次)

プロローグ
第1章 築地市場とは何か?
1 築地市場とは
2 ロシア革命と米騒動と中央卸売市場法
3 中央卸売市場の役割
第2章 新自由主義と築地移転
1 99年と04年の卸売市場法改悪
2 農水省は卸売市場法を廃絶しようとしている
第3章 農漁業を破壊する民営化
1 大資本が支配する農業へ規制緩和
2 水道の民営化が社会を壊す
第4章 日本最大の汚染地帯=豊洲
1 石原が築地を「古い、狭い、危ないなあ」と発言
2 豊洲は東京ガスが毒物を埋めた土地
3 東京ガスと石原の取引・便宜供与
4 専門家会議の逃亡と技術者会議のデタラメ
5 水銀などのガス侵入を防ぐことはできないと認める
6 地下水位をコントロールできないことを開き直る
7 石原と小泉構造改革が生み出した民営化の国家犯罪
第5章 東京オリンピックやめさせよう
第6章 小池百合子とは何者か?
第7章 安倍と小池の下で進む民営化の攻撃
第8章 労働者の団結で移転と民営化をとめる
築地市場の豊洲移転問題をめぐる年表