国際労働運動vol.57-コロナ危機に労働者は団結で

国際労働運動vol.57『コロナ危機に労働者は団結で』を発行しました。全国の書店で5月23日に発売(500円+税)。

羅針盤/コロナ危機に労働者の権力を

コロナ危機に労働者は団結で
■緊急事態宣言での階級闘争圧殺阻め
■安倍の戦争・改憲攻撃を粉砕しよう

Ⅰ コロナで改憲狙う安倍を倒そう――大恐慌・大失業・戦争にゼネストで対決を

①コロナ危機に対し、団結して闘おう
②新自由主義が生んだコロナ危機
③世界は大恐慌に突入した
④コロナ緊急事態法から改憲を狙う攻撃
⑤大恐慌時代の階級闘争

Ⅱ 米中激突で強まる戦争の危機――コロナ情勢下、核軍拡に走るトランプ

⑴ トランプが核戦争攻撃を準備
「使える核」が新戦略の鍵 / 対中対決叫ぶペンス演説 / コロナ情勢で対立が激化
⑵ 日米安保を「核戦争同盟」に転換
プルトニウム爆弾の大量生産を画策 / 核爆発後の戦場で兵士に被曝を強制 / 本土と沖縄を米軍のミサイル基地に
■トランプ「国家安全保障戦略」(2017年12月18日)より

Ⅲ アメリカの対中国戦争計画――陸上自衛隊の南西諸島配備が大前提

「エア・シー・バトル」とは「海と空の戦争」 / 中国の海軍戦略 / 改良「エア・シー・バトル」 / 自衛隊の参戦が前提 / 中国のミサイル能力の向上

Ⅳ 対中戦争へ日米安保の再編――「防衛計画の大綱」の変遷を見る

「基盤的防衛力」 / 対中国戦争へ日米同盟の決定的転換 / 「日米同盟・未来のための変革と再編」 / 安倍の中国侵略戦争計画 / 安保・戦争関連法制

Ⅴ 陸自の大再編・南西諸島配備――「沖縄戦を繰り返すな」と島民

18「防衛計画の大綱」 / 陸上総隊の設置 / 南西諸島への自衛隊配備 / 自衛隊配備を巡る攻防 / 沖縄戦を二度と繰り返さない

●翻訳資料
(1)これはコロナウイルスの問題か資本主義の問題か?
(2)恐れるな! 自分たちの権利を守ろう!
トルコ UID―DER
(3)アメリカ ILWUローカル10のメーデー・メッセージ

■マルクス主義・学習講座
『ドイツ・イデオロギー』(第9回)

(一部内容紹介)

はじめに

コロナ危機に対して各国の政府は、「これは戦争だ」(仏・マクロン)「戦時大統領だ」(米・トランプ)「第3次世界大戦だ」(安倍)などと叫んで「国家非常事態」「緊急事態」を宣言し、自らに強大な権限を集中して、自分たち自身の腐敗した権力と資本主義・新自由主義をなおも延命させようとしている。
だが、金もうけをすべてに優先させ、労働者と自然から搾取と収奪の限りを尽くしてきた世界の帝国主義とスターリン主義の支配者こそが、社会を崩壊させ、環境を破壊して「未知のウイルス」を発生させ、無策のまま拡散させた張本人である。この破産した資本主義・新自由主義の延命を続けさせることは、米中戦争などを導火線とする取り返しのつかない世界核戦争などの破滅的事態を労働者階級と人類全体にもたらすだけである。
今や労働者階級とすべての民衆が自らの命と生活を守るために必要なことは、コロナ危機を深刻化させた張本人である安倍と資本家たちに独裁的権力を与えることではない。新自由主義によって奪われてきた労働者階級の団結の力を取り戻し、実力闘争の思想と実践をよみがえらせることである。そして何よりも、この社会を根底的に変革するための労働者自身の「独裁的権力」が、すなわちプロレタリア独裁権力こそが必要なのだ。
第Ⅰ章は、コロナ危機に乗じて改憲策動を巡らせる安倍の悪辣な企みを徹底的に弾劾し、改憲・戦争阻止へ闘う労働者の団結を訴えている。
第Ⅱ章は、コロナ情勢下、労働者人民の苦しみが激化するなかで、米中激突を強め、核軍拡を推進するトランプを弾劾している。
第Ⅲ章は、アメリカの対中国戦争計画(エア・シー・バトル)では、陸上自衛隊の南西諸島配備が大前提になっていることを明確にしている。
第Ⅳ章は、2000年代初頭から対中国戦争のための日米安保の再編が始まっていたことを暴く。
第Ⅴ章は、「陸自の大再編・南西諸島への陸自配備」で、南西諸島の人民の自衛隊配備反対の闘いを紹介している。