国際労働運動vol.56-コロナ跳ね返し5・15沖縄闘争へ

国際労働運動vol.56『コロナ跳ね返し5・15沖縄闘争へ』を発行しました。全国の書店で発売中(500円+税)。

羅針盤/緊急事態宣言粉砕し安倍打倒を

コロナ跳ね返し5・15沖縄闘争へ
■侵略戦争のための辺野古基地阻止を
■沖縄は改憲阻止・戦争阻止の最前線

Ⅰ 沖縄で反戦・反基地の声あげよう
――全国学生・青年の行動で辺野古阻止
沖縄大学学生自治会委員長 赤嶺 知晃

全国の団結で闘った昨年の5月沖縄闘争 / 全国結集の座り込みで資材搬入を止めた / 辺野古への土砂搬入・埋め立て許さない / 「こどもの貧困」と非正規職の島の現実 / 再建以来の沖縄大学自治会の闘い / 今年の沖大自治会執行部選に勝利 /  全国の学生・青年の団結で沖縄闘争を成功させよう!

Ⅱ 米中対決の激化で進む
沖縄の侵略戦争最前線基地化

⑴ 新型コロナ情勢と新たな世界大恐慌
――世界史の分岐点としての2020年
①2020年を塗り替えた新型コロナのパンデミック
②たちまち全世界に拡大
③世界大恐慌の引き金を引いた
④安倍の開き直り・緊急事態宣言・弾圧体制
⑵ ソ連崩壊・中国台頭・米中対決激化の下での日米安保と沖縄
①米中対決と世界の分断の加速化
②日米安保・沖縄・沖縄闘争の位置
③安倍政権の改憲・戦争国家化の攻撃
⑶ 米中対決激化の最前線になった沖縄
①米帝の軍事戦略と安倍の日米軍事一体化
②辺野古を軸に南西諸島の自衛隊配備阻止と一体で
結語

Ⅲ 沖縄・安保・天皇制
~沖縄闘争の新たな挑戦に向けて~

【Ⅰ】2019年の沖縄闘争の総括
⑴ 2・24沖縄県民投票の歴史的な勝利
⑵ 新たな挑戦を開始した「復帰」47年5・15沖縄闘争
⑶ 辺野古新基地建設阻止し米軍基地撤去へ
【Ⅱ】沖縄・安保・天皇制~沖縄闘争の新たな挑戦に向けて~
(一)改憲阻止闘争の最前線=沖縄
(二)「沖縄が返還されないと、徳川時代以下となる」~『拝謁記』
(三)アメリカ帝国主義と沖縄
⑴ 太平洋戦争=第2次世界大戦と沖縄
⑵ 米国国務省と沖縄
⑶ 信託統治と沖縄
⑷ NSC13/3=沖縄の長期的保有の確認
⑸ 対日講和条約と沖縄
(四)昭和天皇ヒロヒトと沖縄
⑴ 敗戦と沖縄
⑵ 東京裁判と憲法制定過程 ~天皇制=国体の護持①
⑶ 講和条約と安保 ~天皇制=国体の護持②
(五)沖縄・安保・天皇制 ~日本国憲法第一章第一条と第二章第九条~

▼米軍ヘリ部品の落下事故2年 沖縄現地から怒りの上京
▼改憲阻止大行進・沖縄 最前線で戦争を阻む 結成一周年で集会
▼沖縄で米軍ヘリが墜落 住民「またか」と怒りの声
▼〈投稿〉辺野古新基地は止められる辺野古新基地は止められる 現地行動に参加し実感

●翻訳資料
コロナウイルスとの闘いの国際アピール
◆イタリア・職場委員会連合(S.I.COBAS)ビラ
◆中東・北アフリカ社会主義者同盟アピール

●書評
「絶対同権」――日本の産業構造の暗部を転覆する
『「全臨労」走り続けた五〇年』

マルクス主義・学習講座
『ドイツ・イデオロギー』(第8回)

(一部内容紹介)

コロナ跳ね返し5・15沖縄闘争へ
■侵略戦争のための辺野古基地阻止を
■沖縄は改憲阻止・戦争阻止の最前線

はじめに

3月28日、辺野古関連訴訟で最高裁が反動判決を下した。沖縄県が辺野古の埋め立てを止めるために起こした2件の訴訟のうち、通称「関与取り消し訴訟」について上告を棄却した。仲井真知事が裏切って「埋め立て承認」し、代わった翁長知事が「埋め立て予定地の軟弱地盤」を根拠に「承認を撤回」。これをめぐり沖縄県と国との間で争っていたが、最高裁は安倍の言うがままの反動判決を下した。
辺野古基地建設に関して沖縄県民の意思は明確だ。19年2月の県民投票で、投票総数の72・16%が埋め立てに「反対」した。しかし沖縄では17年4月に護岸工事が始まり、18年12月から土砂投入が続いている。しかし米軍キャンプ・シュワブ前で、海でカヌー隊が阻止行動を闘い抜いている。
安倍はコロナ情勢をあおって労働者人民に「自粛」を要請する一方で、沖縄防衛局は土砂投入をこれまで通り続けると表明している。これが政府・支配階級のやり方だ。辺野古基地建設を実力で阻止しよう。
そして沖縄では陸上自衛隊新部隊の配置が進行している。これも島民の反対を押し切って強引に強行されようとしている。絶対に許せない。
第Ⅰ部は沖縄大学学生自治会委員長・赤嶺知晃君の5・15闘争アピールである。学生自治会選挙に勝利した教訓から、青年・学生の5・15闘争への参加を呼び掛けている。
第Ⅱ部のタイトルは「米中対決の激化で進む沖縄の侵略戦争最前線基地化」である。冒頭にコロナ情勢論がある。続いて現代世界を大きく規定する米中激突情勢を踏まえた日米安保・沖縄闘争論を展開している。今後の討論の素材として試論として掲載しました。
第Ⅲ部は「沖縄・安保・天皇制~沖縄闘争の新たな挑戦に向けて~」。冒頭に「2019年の沖縄闘争の総括」があります。続く論文は、一昨年の本誌5月号では戦後沖縄の労働者階級の闘い、昨年の5月号は沖縄の米軍基地の成立過程でしたが、今年は同テーマの別側面からの検討です。試論として掲載しました。