国際労働運動vol.50-京大3学生への不当処分撤回を

国際労働運動vol.50『京大3学生への不当処分撤回を』を発行。全国の書店で発売中(500円+税)。

■羅針盤/改憲・戦争阻止の11・3集会へ

京大3学生への不当処分撤回を
■全学連大会、改憲・戦争阻止を宣言
■斎藤郁真前全学連委員長の初公判意見陳述

はじめに

Ⅰ 全学連大会で全国的団結――京大処分撤回闘争の爆発へ!
⑴ 改憲阻止決戦への突入を宣言
⑵ 京大3学生不当処分への怒り
◆被処分者・北村剛君の大会での発言
◆高原恭平委員長の大会のまとめの演説
⑶ 排外主義との対決と国際連帯
◆全学連大会へのメッセージ
◎大坂正明さん ◎星野暁子さん
⑷ 前進する京大処分撤回闘争
◆京大闘争史・年表(2011~19年)

Ⅱ 「大学改革」を全面的に暴く――非和解で対決する学生運動
⑴ 「大学改革」攻撃を歴史的に捉える
⑵ 国立大学法人化と「大学改革」攻撃
⑶ 「戦争・貧困・団結破壊」攻撃との対決
⑷ 全学連運動の歴史的復権への挑戦

Ⅲ 青年・学生こそ社会変革の主人公に――斎藤前委員長からのメッセージ
⑴ 斎藤郁真・全学連大会メッセージ
⑵ 斎藤郁真・初公判冒頭意見陳述

NEWS & REVIEW
◆韓国/外注化を断固拒否し、直接雇用要求し闘う
◆日韓/改憲攻撃を打ち破り日韓連帯を

●学習資料 ベトナム戦争時の米軍内の抵抗運動(上)
◆社会保障解体と闘う(36)ハンセン病患者運動と闘い
■マルクス主義・学習講座
『ドイツ・イデオロギー』(第2回)

(一部内容紹介)

京大3学生への不当処分撤回を
■全学連大会、改憲・戦争阻止を宣言
■斎藤郁真前全学連委員長の初公判意見陳述

はじめに

9月27日昼、斎藤郁真・前全学連委員長が京都拘置所から保釈・奪還された! 今年5月7日深夜に、「昨年7月の京都大構内でのビラまき」を口実として「建造物侵入」容疑で不当逮捕・起訴されて以来4カ月半。「キャンパスでビラをまいたら逮捕」――あまりにもでたらめな弾圧と長期身柄拘束に社会的怒りは広まり、9月24日の第1回公判直後に「保釈決定」をもぎりとった。決定的な勝利だ。斎藤前委員長は多くの労働者・学生・市民の奪還闘争への協力に感謝するとともに、今秋決戦の爆発と学生運動・労働運動へのあらゆる弾圧の粉砕、そして全学連運動の復権への烈々たる決意を語っている。
それに先立つ9月14~15日、全学連は東京都内で第80回定期全国大会を開催した。大会では、斎藤前委員長の即時奪還を全体の決意とするとともに、①大会直前に京大3学生に対して下された「無期停学」処分を全国学生への攻撃として捉え、処分撤回闘争を軸にした京大闘争の高揚に全学連の総力を傾注すること、②改憲・戦争阻止―安倍政権打倒の政治的決起の先頭に全学連が立つこと、の2点を強固に確認した。全学連は9月末からの後期授業開講と同時にただちに学生の中に飛び込み、宣伝・扇動戦と組織化の闘いを開始している。
この秋は、臨時国会での自民党改憲案発議をめぐる攻防を中軸にして、「再びの戦争を許すのか否か」「青年・学生の未来を実力でこじ開けるのかどうか」をかけた決戦局面となる。全学連運動こそが、京大闘争の爆発を突破口に階級闘争の最先頭で闘おう。
本稿は第Ⅰ章で、9月全学連大会が切り開いた地平を明らかにする。第Ⅱ章で、「大学改革」=新自由主義大学化攻撃を歴史的に捉えることと合わせ、その核心として「戦争・貧困・団結破壊」があることを批判する。第Ⅲ章で、斎藤前委員長の全学連大会メッセージおよび9・24初公判での冒頭意見陳述から、①青年・学生の世代的獲得に向けての課題、②「大学改革」攻撃との対決に該当する部分を抜粋して紹介する。