国際労働運動vol.48-米中対決が激化 迫る世界の破局

国際労働運動vol.48『米中対決が激化 迫る世界の破局』を発行。全国の書店で発売中(500円+税)。

羅針盤/改憲阻止の11・3労働者集会へ

米中対決が激化 迫る世界の破局
■日帝の韓国への貿易戦争突入を許すな
■世界の労働者の国際連帯で戦争阻止!

Ⅰ 米中対決―貿易戦争の現段階
――「世界の工場」中国の追い落とし狙う

⑴ 非和解的に激化する米中対決
⑵ 米国による対中対決政策の展開
⑶ 中国の対抗措置と米中協議

Ⅱ 世界戦争に舵切ったトランプ
――没落し中国潰しで絶望的な巻き返し

⑴ トランプが破壊するもの
⑵ 戦後体制の基本構造
⑶ アジア型生産体制の破壊が真の目的
⑷ 恐慌と戦争

Ⅲ 日米安保の見直しを迫るトランプ
――日帝は韓国への貿易戦争に突入

⑴ トランプの対日争闘戦
⑵ 日銀の緩和策の限界と危機
⑶ 安倍の改憲発議を阻も

NEWS & REVIEW
韓国/チャホノ旭非正規職支会長のインタビュー
イラン/切迫する米帝のイラン侵略戦争

Topics 世界と日本の動き
韓国/民主労総、非正規職6万人がゼネスト
米国/アメリカが先制核攻撃を計画
米国/「一斉摘発・送還やめろ!」
日本/旭支援共闘会議が1周年集会
日本/旭支援共闘会議、AGC本社を包囲
日韓/65年日韓条約の反動的正体
日韓/徴用工問題、歴史の真実は隠せない

■社会保障解体と闘う(34)安倍が骨太方針打ち出す

■農業・農民問題とレーニン「労農同盟論」(第4回=最終回)

(一部内容紹介)

米中対決が激化 迫る世界の破局
■日帝の韓国への貿易戦争突入を許すな
■世界の労働者の国際連帯で戦争阻止!

はじめに

アメリカのトランプは、対中国貿易戦争、イラン核合意離脱と対イラン経済制裁(原油禁輸)、ロシアや北朝鮮への経済制裁を強行し、核戦争も辞さない強硬な態度で相手の屈服を求めている。
8月1日にトランプが対中制裁第4弾発動を表明すると、翌週にかけて世界同時株安が進行した。対中国貿易戦争は、08年リーマン・ショックを超える世界大恐慌を必ず爆発させる。これは世界の帝国主義(米英仏独日伊)・大国(中ロ)を軍事経済に駆り立て、市場と資源の分割、再分割戦争を不可避とし、世界戦争を引き起こす。
そして今、トランプに続いて日本の安倍が対韓国の貿易戦争に踏み込んでいる。8月2日の閣議で、安倍は貿易上の優遇措置を適用する安全保障上の友好国「ホワイト国」リストから韓国を除外することで、1100品目の輸出規制措置をとることを決めた。
この背後には、激化する帝国主義列強諸国、中国・ロシアなどの争闘戦激化で、日本帝国主義の利益を守るため軍事大国化し、核武装する以外はないとする大反動がある。侵略戦争に向かう衝動がある。
人類は第1次世界大戦、第2次世界大戦を経験してきたが、その世界戦争の惨禍を三度繰り返すことは絶対に拒否する。まさに国際労働運動と国際階級闘争が唯一の回答である。
第Ⅰ章は、米中貿易戦争の内実を具体的に明らかにしている。関税の大幅アップと対象の全面的拡大、さらにはファーウェイ規制などのハイテク部門への規制強化である。これは軍事に直結している最大の問題だ。
第Ⅱ章は、トランプの狙いは中国を最終組み立て工場とするアジア型生産体制の破壊であることを暴く。しかし歴史をたどればこの生産体制をつくりあげてきたのはアメリカ帝国主義であった。没落したアメリカは、これを破壊することによって、自らの延命を図るしかなくなった。
第Ⅲ章は、トランプの対日争闘戦、安倍の対韓国貿易戦争、アベノミクスの大破綻などを述べている。