国際労働運動vol.38-全学連の改憲阻止宣言

国際労働運動vol.38『全学連の改憲阻止宣言』を刊行。全国の書店で10月27日発売予定(500円+税)。電子書籍版も近日発売(AmazonKindle、400円)。

■羅針盤/11・4全国労働者集会の大成功を

全学連の改憲阻止宣言
■高原恭平新委員長体制を確立!
■改憲・戦争と一体の「大学改革」粉砕

はじめに
9・9革共同集会での全学連の決意表明
Ⅰ 全学連・高原新執行体制を確立――全学連大会が切り開いた地平
⑴ 高原委員長―加藤書記長が立つ
⑵ 今秋改憲阻止決戦への号砲
⑶ 改憲―「大学改革」粉砕へ
⑷ 全国学生運動の路線的総括の深化
⑸ 天皇制・オリンピック粉砕を重要課題に
⑹ 革命的選挙闘争にうって出る
⑺ 権力の弾圧策動をうち破る団結
全学連大会 獄中メッセージ

Ⅱ 改憲―「大学改革」粉砕を――「ボランティア」は現代版学徒動員
⑴ 「大学改革」攻撃の現段階
⑵ 「教育の充実」掲げた改憲攻撃粉砕へ
⑶ 五輪「ボランティア」は現代版学徒動員

Ⅲ 東大と東大学生運動の歴史――日帝の要に対する学生運動の中心
①東京大学の歴史と性格 / ②『国体新論』絶版事件 / ③戸水事件 / ④東大新人会誕生と森戸事件 / ⑤東大新人会の伸長と解散 / ⑥滝川事件と天皇機関説事件 / ⑦人民戦線事件と学徒出陣 / ⑧東大学生運動の復権へ

韓国/11月ゼネスト闘争に向かう民主労総

■「繰り返すな戦争シリーズ」を学ぼう
―憲法をめぐる激突― 第4回 実力で獲得した労働基本権

●マルクス主義・学習講座 一から学ぶ『共産党宣言』(第4回)

(一部内容紹介)

全学連の改憲阻止宣言
■高原恭平新委員長体制を確立!
■改憲・戦争と一体の「大学改革」粉砕

はじめに

9月1日~2日に東京都内で開催された全学連第79回定期全国大会は、高原恭平委員長(東京大学)―加藤一樹書記長(京都大学)を中軸とする若き新執行体制を確立し、歴史的成功を収めた。そして、安倍晋三が9月20日の自民党総裁選3選を経て、10月末にも開会する臨時国会で自民党改憲案を発議しようと狙っている緊急情勢に対し、「改憲発議阻止! 『大学改革』粉砕!」を全国学生運動の基軸路線とし、総力で闘うことを決定した。
日本帝国主義の改憲攻撃の核心は、「平和主義」を謳う現行憲法9条に「9条の2」を新たに書き加え、国家自衛権と自衛隊を明記して、「自衛」の名の下に日帝が全面的・世界的な自衛隊展開=侵略派兵に乗り出していくことにある。それは軍事面にとどまらず、安倍が一貫して「戦後レジームからの脱却」を掲げ続けるように、現行憲法に象徴される「戦後民主主義的」な社会のあり方を根本的にひっくり返し、労働者・学生の権利や団結を破壊し、第1次世界大戦時や第2次世界大戦時と同じく、帝国主義間・大国間の市場・資源・勢力圏をめぐる激烈な争闘戦に日帝も生き残りをかけて参戦しようとするものだ。
改憲攻撃とは「戦争か革命か」を問うものであり、改憲・戦争を止める道は、戦争でしか生きることのできない資本主義・帝国主義体制を、労働者民衆の国境を越えた団結で打倒する中にある。全学連大会は、この歴史的大闘争の最前面に学生運動が踊り出ることを宣言した。未来を担う存在であるにもかかわらず、「戦争・貧困」という新自由主義の矛盾が最も集中する青年・学生こそ、改憲阻止決戦の主役となろう。全国学生は自らのキャンパスから立ち上がり、改憲発議阻止へ秋の国会闘争へ攻め上ろう。
同時に大会は、改憲阻止決戦の重要な一環として革命的選挙闘争を闘い、来年4月の統一地方選・杉並区議会議員選挙に洞口ともこさん(前進チャンネル・キャスター)を、同7月の参議院議員選挙・東京選挙区に斎藤いくま君(前全学連委員長)を擁立することを決定した。
本号は全学連運動特集となる。第Ⅰ章では、「全学連大会議案」に全面的に沿って、大会が切り開いた重要な路線的地平を共有したい。第Ⅱ章では、大学キャンパスで改憲―「大学改革」攻撃を迎え撃つにあたり、東京五輪ボランティアとの対決を中心に訴える。第Ⅲ章では、日本学生運動における東大生の闘いの位置について、戦前に焦点を絞って確認したい。10・21国際反戦デー全国一斉行動~臨時国会開会日弾劾闘争~11・4全国労働者総決起集会への大結集をかちとろう。