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最前線ブックレット№1-築地市場つぶしの豊洲移転を許さない 小泉義秀

最前線ブックレット№1ー築地市場つぶしの豊洲移転を許さない(小泉義秀著)を刊行しました。全国の書店で11月9日発売予定(500円+税)

「最前線ブックレット」刊行にあたって

情勢が大激動しています。朝鮮侵略戦争が切迫し、安倍首相の憲法改悪の攻撃もあります。そのほか社会のすべての矛盾が表面化し噴き出してきています。
新自由主義が破産しています。「命より金」をモットーにして80年代から民営化・規制緩和を旗印に延命してきた資本主義は、地球上のあらゆるものを大資本の利益のために食いつぶし、公共を民営化して私物化し、社会的に必要なあらゆる規制を撤廃し、資本の横暴をほしいままにして、労働者階級人民を貧困、過労死、借金漬け、家庭崩壊など生きられない状態に追い込んできました。そして改憲・戦争です。
こうした中で、労働者階級はいかに生きるのか。いたるところで、職場で、大学で、地域で怒りがわき起こり、解決を求める闘いが起きています。そこには新しい社会を生み出そうとする力があります。労働者には社会を根本から変革する力があります。
こうした観点から、直面する社会の諸課題についてブックレットという形でともに考え討論する素材を提供したいと考えました。
身近に置いて活用していただきたいと思います。
(2017年10月、最前線ブックレット刊行委員会)

豊洲移転は撤回しかない

築地では衆院選における斎藤いくま全学連委員長が話題になっている。「この国に革命を」を柱に「築地移転反対! 食の安全を守る」のスローガンを掲げて闘ったことを知っているからだ。そして本誌・最前線ブックレット「築地市場つぶしの豊洲移転を許さない」も築地に持ち込まれて注目されている。築地移転反対が築地の人たちの要求だ。
小池は10月16日、築地市場の豊洲への移転時期を「来年9~10月」とする案を一方的に示して本性をあらわした。「豊洲を無害化できず御免なさい」などとうてい許されない。毒物で埋め尽くされた豊洲への移転は撤回以外にない。闘いはこれからだ。築地の仲卸業者の人たち、労働組合の人たちと移転阻止へ闘おう。
その思いをこめて東京労働組合交流センターの小泉義秀事務局長が本書を執筆した。築地の闘争について知りたいことがすべて分かりやすく、内容深く書かれている。

(目次)

プロローグ
第1章 築地市場とは何か?
1 築地市場とは
2 ロシア革命と米騒動と中央卸売市場法
3 中央卸売市場の役割
第2章 新自由主義と築地移転
1 99年と04年の卸売市場法改悪
2 農水省は卸売市場法を廃絶しようとしている
第3章 農漁業を破壊する民営化
1 大資本が支配する農業へ規制緩和
2 水道の民営化が社会を壊す
第4章 日本最大の汚染地帯=豊洲
1 石原が築地を「古い、狭い、危ないなあ」と発言
2 豊洲は東京ガスが毒物を埋めた土地
3 東京ガスと石原の取引・便宜供与
4 専門家会議の逃亡と技術者会議のデタラメ
5 水銀などのガス侵入を防ぐことはできないと認める
6 地下水位をコントロールできないことを開き直る
7 石原と小泉構造改革が生み出した民営化の国家犯罪
第5章 東京オリンピックやめさせよう
第6章 小池百合子とは何者か?
第7章 安倍と小池の下で進む民営化の攻撃
第8章 労働者の団結で移転と民営化をとめる
築地市場の豊洲移転問題をめぐる年表