国際労働運動vol.19-核戦争の安倍・小池倒す都議選

国際労働運動vol.19『核戦争の安倍・小池倒す都議選』を刊行。全国の書店で発売中。電子書籍版も発売中(400円)。

羅針盤/動労総連合が3月スト

核戦争の安倍・小池倒す都議選
■「東京大改革」は社会を壊す民営化
■豊洲移転撤回・オリンピック返上!

はじめに
Ⅰ 築地市場つぶしの豊洲移転――全公設市場の民営化を狙う小池
土壌汚染を都条例と法律が隠蔽 / どうしてそこまで豊洲にこだわったのか / 卸売市場の民営化のための豊洲新市場 / 石原と小泉構造改革が生み出した国家犯罪 / 小池はあくまで卸売市場丸ごとの民営化 / 団結し、築地を守り抜こう

Ⅱ 「東京大改革」は丸ごと民営化――国家戦略特区化で規制緩和を推進
東京がかかえる「大都市の貧困」 / 4年間で「保育サービス」を7万人増やす / 保育の民営化は子どもたちの命を奪う / 国家戦略特区とは何か / 国家の私物化と腐敗の極致

Ⅲ ストライキで小池を打倒しよう――都労連解体攻撃を打ち破ろう
自治体を根底から破壊するライフ・ワーク・バランス / 大阪交通民営化は「本丸」つぶし / 都営交通の民営化狙う小池―上山 / 戦争と闘い抜いた東交労組の労働者魂 / 革命を実感させた都労連業務管理闘争

Ⅳ 東京オリンピックは返上――福島圧殺、治安弾圧、利権のため
「フクシマは統御」と安倍が大ウソ / 治安弾圧で戦争国家づくりを進めるオリンピック / オリンピックは都市再開発の巨大な利権 / オリンピックはすべての労働者の生活を破壊する / 天皇制は打倒あるのみ

Ⅴ 都議選で東京から革命を――新しい労働者の政党をつくろう
安倍もろとも小池を打倒する東京決戦 / 労働者にこそ新しい未来をつくる力がある / 動労千葉とともに民営化絶対反対で闘おう / 北島候補の必勝を

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News & Review
アメリカ/サンフランシスコに慰安婦碑設立
ヨーロッパ/トランプ登場とヨーロッパの激動

社会保障解体と闘う(15)新自由主義と「子どもの貧困」

マルクス主義・学習講座 1918年ドイツ革命の教訓(17)

 

(一部内容紹介)

核戦争の安倍・小池倒す都議選
■「東京大改革」は社会を壊す民営化
■豊洲移転撤回・オリンピック返上!

はじめに

●安倍と一体、極右=小池
2月10日の日米首脳会談は、史上初の核先制使用宣言を行い、日米安保体制の朝鮮・中国―東アジアでの核戦争、世界戦争に向けた大転換を行った。安倍とトランプは世界戦争の放火者となった。そして小池は安倍と一つであり、極悪の核戦争論者である。3月米韓合同軍事演習が核戦争演習として行われ、日帝・自衛隊は参戦を策動している。その最大の動機が韓国で民主労総を軸として燃え上がる革命の火を消すことである。
世界情勢は戦争・核戦争と革命の時代に急激に移っている。全世界で、日本で、労働者階級の怒りがあふれ出し、社会の根本的な変革を求める声が噴き出している。闘う労働組合の決起が全情勢を変える時だ。7月東京都議会議員選挙は、そうした怒りを結集して安倍と小池を打倒する選挙戦である。
●豊洲移転白紙撤回
「日本最大の土壌汚染地帯」である豊洲にどうして生鮮卸売市場を造るのか? 「トコトン真相究明を」と労働者民衆は怒っている。東京都議会の「百条委員会」で石原慎太郎の悪事が暴かれるかどうかを固唾を呑んで注目している。石原の都政の私物化と腐敗は絶対に許されない。
だが、石原と浜渦(元副知事)ら側近の利権だけのように描き出すマスコミにはウソがある。豊洲移転問題は政府、財界、東京都が一体で行った民営化という国家犯罪の象徴なのだ。当時の小泉内閣による「小泉構造改革」は国家暴力とペテンで郵政や医療・福祉などを民営化して社会を崩壊させ、大資本はすさまじい利益をむさぼった。その行き着いた先が11年3月11日の福島第一原発事故だ。すべては1987年の国鉄分割・民営化から始まった新自由主義の犯罪だ。
安倍政権は原発事故と被曝の現実をマスコミ総動員で覆い隠し、民営化と大資本救済の国家犯罪をさらに極限化させている。「働き方改革」ですべての労働者の命と生活を破壊し、「共謀罪」で弾圧して、原発、鉄道、武器とともに軍隊をアジア、世界に送り、戦争までやるつもりだ。大資本との癒着、私物化と腐敗もすさまじい。
ゼネストで安倍と小池を倒して戦争を止めよう。百年前の1917年ロシア革命はそれを実現した。韓国、アメリカでゼネストが始まっている。
1%のための戦争か、99%の革命か、この階級戦争のなかで、小池百合子が都知事として登場した。マスコミは連日「小池劇場」を持ち上げ、7月東京都議会議員選挙では「小池新党『都民ファーストの会』が過半数か」と騒ぎ立てている。
これこそが安倍と財界による大茶番だ。小池こそ財界から送り込まれた新自由主義の刺客であり、その目的は「東京都丸ごと民営化」、東京都で働く労働者の労働組合をたたきつぶすことだ。その最大の武器が2020東京オリンピックだ。
●根っからの核武装論者=小池
小池は郵政民営化を強行するための「郵政選挙」の刺客として東京にのりこみ、財界に取り入った。環境大臣、沖縄及び北方担当大臣、防衛大臣で民営化と戦争国家づくりを進めてきた。「軍事上、外交上の判断において、核武装の選択肢は十分ありうる」と公言する核武装論者であり、安倍応援団として改憲運動を進める日本会議国会議員懇談会の副幹事長や拉致議員連盟の副会長を務めるなどまさに極右、安倍そのものなのだ。
小池は2月22日に行った都議会での施政方針表明で、「絶望があれば、希望をもたらしたい」というサッチャー英元首相の言葉を引用した。
サッチャーの「社会なんてものはない。個人としての男がいて、個人としての女がいて、家族がある。ただそれだけだ」「核兵器をもたない世界なんて、全人類にとってより安定を欠いた、より危険な世界となるだろう」という言葉は、労働者をモノとして扱う新自由主義の象徴である。
小池都知事は大資本に「希望をもたらしたい」と、労働者民衆への戦いを宣言しているのだ。私たちの回答はただ一つ、労働者の団結の力を示し、社会の主人公が誰なのかを思い知らせることだ。
6月23日告示―7月2日投票の東京都議会議員選挙は、東京だけでなく日本の未来を決める決戦となった。杉並選挙区から都政を革新する会の北島くにひこ事務局長(元杉並区議)が、「小池都政打倒」「新しい労働者の政党をつくろう」と訴えて立候補する。本誌は、北島さんの勝利のために、ともに闘うことを呼びかける。
◇     ◇
本特集では、第1章で、築地市場つぶしと民営化を狙う、深刻な土壌汚染の豊洲への移転阻止を訴える。第2章は、丸ごと民営化を狙う小池の「東京大改革」を徹底批判する。第3章は、東交労組の闘いの歴史を振り返りながら、都労連決戦への総決起を訴える。第4章は、福島圧殺、治安弾圧、利権のための東京オリンピック返上を訴える。最後に第5章で、都議選決戦の意義を明らかにする。